こんにちは!SKETライターのMizukiです!
みなさんは
近所でよく同じコンビニを見かける
ってことありませんか?
実際に新宿周辺で調べてみてもこれだけの数存在します。
これだけの数を見ると、
お客分散しちゃうんじゃないの?とか
なんでわざわざ近い距離に2個も3個もあるの?
って思うことあると思います。
実はあれも戦略なんです!今回はその戦略について解説していきます。
ドミナント戦略
あれは「ドミナント戦略」という戦略が用いられています。
ドミナント戦略とは、一つの地域に集中してチェーンストアを出店する戦略です。
集中することでその地域を支配してしまおうという戦略です。
「dominant」の意味は
「優勢である」とか「支配的な」といった意味があります。
まさに出店する地域において大きなシェアを取る戦略と言えます。
ではなぜドミナント戦略をするのか?
メリット、デメリットを解説していきます。
メリット
メリットは店舗同士が近くにあるということです。
店舗同士が近ければ、仕入れ、配送が効率的になり、
物流の時間も費用も抑えることができます。
また、店舗間でスタッフの移動や在庫の融通が可能なため、
人材やモノの配置にも役立てることができます。
店舗が離れていると、移動だけでもコストがかかってしまいます。
さらに、管理者が店舗を巡回するコストも抑えられるため、
時間や労力を重要な管理・指導にあてることができます。
また、地域の認識を取ることができます
コンビニと言えば○○だよね!
という認識がとれ、その地域ではもちろん、
出かけている時にコンビニ行きたいってなった時に
そのコンビニに行く割合が高くなります。
なので、結果的に売り上げも上がります。
デメリット
デメリットは店舗が集中しているので災害が起きた時の被害が大きいということにあります。
他にも、地域の特性変化による影響がでやすいということになります。
例えば、コンビニをドミナント戦略に基づいてたくさん開いたとします。
しかし、近くにコンビニと似たようなお店(ドン・キホーテやドラッグストアなど)
ができてしまうと少なからず売り上げは落ちてしまいます。
そこのリスクも踏まえた上でどの地域にたくさん開くかを考えます。
まとめ
いかがでしょうか??
企業もなんらかの意味を持ってやっているということを念頭に入れておくと
なんでやってるんだろう。意味なさそうなのにって思うことでも
会社のお金を使って何かをしている以上は
企業も意味をもってそれをしているということになるので
調べたり考えてみたりすると面白いかもしれません!
今日はこの辺で!また他の記事でお会いしましょう!
<筆者 Mizuki>
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